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子供のダイエットについて


肥満と生活習慣病

これまでは成人の病気だった慢性病(旧称:成人病)が、子供にも多く見られるようになったことを機に、それらの慢性病は「生活習慣病」と呼ばれるようになりました。
肉や揚げ物など高たんぱく高カロリーの動物性脂肪食品、インスタント食品、ファーストフード、甘いお菓子や清涼飲料水などの過剰摂取に加え、好きな時に好きなものを好きなだけ食べられる食環境が生む不規則な食事時間(個食など)や朝食の欠食、運動不足など・・・その原因は様々ですが、これらは多くの家庭で認められるものばかりです。
そんな中で育っている子供たちが生活習慣病予備軍になっているのはむしろ当然のことといえるでしょう。

それらと並行して考えなければならないのが
子供の肥満増加という問題で、これは生活習慣病の第一シグナルであるとも考えられます。
東京都教育委員会の調査によると、1980年から2000年の20年間で、東京の児童・生徒の肥満はほぼ2倍に増えています。(成人の場合は、2000年の国民栄養調査では30〜69歳の男性のおよそ3割、60歳以上の女性のおよそ3割が肥満)
『肥満は糖尿病、心臓病、血管障害などの生活習慣病への近道』とも言われるだけに、早めに解消しなければなりません。

そうした肥満問題の一方で、ダイエットという言葉が日常化し、多くのダイエット食品やダイエット器具が氾濫する世の中では、間違ったダイエットも問題となっています。
もちろんそれは成人にも言えることですが、特に子供や思春期の女性などにとって、間違ったダイエット方法は健康や成長を損なう危険性も多くはらんでいます。
ダイエットには、年齢や性別に応じた正しい方法が必要なのです。

そこで、今回は主に子供(乳児期〜児童期)と思春期のダイエットについて考えてみましょう。
 

子供(乳児期〜児童期)と思春期における肥満の原因とダイエットの問題点


肥満体質は遺伝とも思われていますが、実際はアトピーなどと同様、その家庭の生活環境や食習慣の方が影響は多大です。
前述したように、その大きな原因は現代の子供には直接的に肥満に結びつく生活習慣が日常化していることです。

肥満を予防するには食べる量をコントロールすることが第一ですが、特に
脂肪細胞が増える乳児期〜思春期に正しい食習慣を身につけることが重要です。
肥満体質はけっして生まれつきのものではなく、この時期に正しい食習慣が身につかなかったことで体質化してしまった結果なのです。

いかに食べる量を抑えるといっても、ただ食べる量を減らせば良いというものではありません。
特に危険なのは食べる量を極端に減らして、ダイエット食品などに依存してしまうことです。
この方法は本当の食事制限とは言えず、体重が一時的に減ってもリバウンドしやすく、心身の疲労蓄積や集中力の欠如、情緒不安定、貧血、低血糖症、便秘、生理不順、乾燥肌、脱毛といった体調不良を引き起こします。
最悪の場合は、拒食症や過食症などの摂食障害にいたるケースも少なくありません。
私たちのからだは、食欲を抑えると自律神経のバランスが崩れてしまうからです。

特に成長期(思春期)の女子は、痩せ願望をもちやすく、痩せる必要のない人までがダイエットに走る傾向があります。
この時期の子供の骨密度(骨の健康状態を表す)は、9歳から14歳頃に急激に増え、17歳頃にピークを迎えますが、その後の骨密度はほとんど増えないために、この時期に必要な栄養摂取を無理に押さえ込んでしまうと、成長期に必要なカルシウムやたんぱく質などが不足してしまいます。
女性の場合、これが不足するとホルモンの分泌が乱れて、生理不順になったり、老化が進んで更年期障害が早く訪れ、さらには女性ホルモンが減少する更年期を迎える頃から骨粗しょう症などの症状となってあらわれることになります。

成長に必要な栄養素を不足させないこと、それが若年層のダイエットの基本です。
正しいダイエットは肥満だけでなく、将来その子が生活習慣病にかかる危険性を抑えることもできるのですから、正しい知識を持って食事を自己管理できるように子供をしつけるのは、親の大切な役目でもあるのです。
 

朝食欠食率


間違った食事制限によるダイエットでは、単純に食事回数を減らす傾向もありますが、人間のからだにとってもっとも大切な食事である朝食を抜いてしまうことには、ダイエット志望者に限らず、人間のからだに悪影響を及ぼしてしまいます。
朝食はその日のエネルギー源となる糖質、からだ作りに必要なたんぱく質、免疫力を高めるビタミン、丈夫な骨格を作るカルシウム、健康な血液に欠かせない鉄をきちんと摂ることが重要です。
 

朝食を摂らない人は年々増えているといわれており、平成11年度の国民栄養調査では、右表のような結果が出ています。
大人だけでなく、子供の朝食の欠食も目立ってきていることも大きな問題になってきているのです。

朝食を摂らない理由についての調査では、「朝食より睡眠時間が重要」「外出の支度に時間がかかる」「朝食の準備が面倒、調理が苦手」等々の理由が挙がっています。

また、朝食を摂っている人でも、その内容や質に問題が多い場合もあると考えて良いでしょう。
特に、朝食にかける時間は5〜10分という人がもっとも多く、長くても20分以内で簡単に済ませている人が多いようです。

朝食は、睡眠中に下がった体温を上げ、からだを眠りから覚ます働きをもつと同時に、脳やからだへのエネルギーを供給し、仕事や勉強での集中力や注意力を回復させます。


毎朝理想的な朝食メニューを揃えるのはとても難しいことですが、健康維持においてももっとも重要な食事となる朝食は、からだに良いものをゆっくりと食べる習慣をつけることが重要です。
 

子供(乳児期〜児童期)と思春期の正しいダイエットとは


成長の速度が早く、障害の基礎となる体力や体格がつくられる乳児期〜思春期は、基礎代謝が活発なため食欲も旺盛になります。
そこでエネルギーオーバーを防ぎつつ、からだの成熟に必要な栄養素をバランス良く摂ることが正しいダイエットの基本なのです。
特に普段から不足しがちなカルシウムと鉄は、ダイエット中は積極的に摂らなくてはいけません。
また、食欲を調節する脳の中枢の働きをを正常に保つよう、規則正しい食習慣を身につけることも大切です。

思春期は心とからだの成長のアンバランスに悩む時でもあるので、子供に正しい知識を伝え、外見的な美しさより、健康的なからだ作りの大切さを教えることが重要です。
それは、子供が将来、成人として、女性として、また一生を通して健康に過ごせるかどうかを大きく左右することになるのです。
 

■ダイエット中に朝食と夕食で摂りたい栄養素の目安(学校給食を除いた栄養量の目安)

 

小学校低学年

小学校高学年

中学生

高校生

朝食

夕食

朝食

夕食

朝食

夕食

朝食

夕食

エネルギー(cal)

350

560

380

600

480

650

500

800

たんぱく質(g)

18

20

20

30

25

31

20

28

カルシウム(mg)

125

200

210

200

200

270

250

250

鉄(mg)

3

3

3

3.5

4

4

4

4

表内の数値は男子の場合の目安。女子の場合はエネルギー量(脂肪など)を約1割減らすようにします。

 

右表は思春期の女子がダイエットをする場合、特に気をつけて摂りたい1日の主な栄養素の所要量の目安です。

思春期は成長の速度や身体的な個人差が大きいので、1日の活動量なども考慮して食べる量を決めます。
ですから、1日のエネルギー摂取量はそれぞれの活動量や体格に合わせて増減させますが、
からだ作りに欠かせないたんぱく質、ビタミン、カルシウムや鉄などのミネラル類は必要量を下回らないように配慮しなければなりません。

 

エネルギー

1500〜1750cal

たんぱく質

70g

ビタミンA(カロテン)

1800IU

ビタミンB1

1.0mg

ビタミンB2

1.1mg

カルシウム

700mg

12mg

肥満の多くはカロリーの摂り過ぎが原因です。
間食を避け、1日3食、一定の時間に一定の量を食べるよう心がけながら、ダイエット中は上表を参考に、生活強度の低い場合を設定した栄養所要量に合わせて献立を考えるようにしましょう。

なお、成人におけるダイエットにおいても、たんぱく質、ビタミン、ミネラル類は不足しないようにじゅうぶん注意し、
脂肪や糖質を抑えて全体のエネルギー量を調節すること、また、適度な運動を行い、筋肉を維持しながらダイエットすることが大切です。
 

世界保健機関(WHO)による食事療法で初の国際規範草案


2004年5月1日、世界保健機関(WHO)が肥満症や心臓疾患などを防ぐためのガイドラインとして、砂糖や塩、脂肪の摂取規制を盛り込んだ「食事と運動と健康に関する世界戦略」の最終草案をまとめ、同17日からジュネーブで開くWHOの総会で採択を目指します。
採択されればダイエット(食事療法)に関する初の国際規範となりますが、清涼飲料水・スナック・ファーストフードなどの食品業界や、キューバ、ブラジルなど砂糖生産国の抵抗は根強く、曲折も予想されています。

草案は肥満症、心臓疾患、糖尿病などの慢性疾患が世界の死亡原因の60%を占めていると指摘、その防止策として
バランスの取れた食事と適度な運動を勧告しています。
特に勧められているのは、
脂肪・砂糖添加物・食塩の摂取制限、動物性脂肪から植物性脂肪への転換、果物や野菜の消費増などで、各国に求める政策的取り組みとしては、課税や補助金による価格調整などを例に挙げています。

本文には摂取量の目安は盛り込まれていないようですが、注釈の形で昨年4月にWHOと国連食糧農業機関(FAO)がまとめた専門家報告書に言及されています。この報告書では、砂糖添加物は1日あたり熱量摂取の10%未満、脂肪は同15〜30%、食塩の摂取は1日5グラム未満などと記されているそうです。

世界戦略に強制力はありませんが、食事に関する初の「国際規範」となるだけに、砂糖生産国などからは強い反発も考えられ、キューバはこの報告書への言及に反対し、ブラジルは「経済や貿易への影響評価が不十分で、世界戦略の採択は時期尚早」と主張、対象となる業界も、策定を阻止するために「科学的根拠に乏しい」などといったロビー活動が展開されそうです。

この草案の採択がどのような結果になるかはまだわかりませんが、世界保健機関(WHO)が肥満症、心臓疾患、糖尿病などの慢性疾患に対して上記のガイドラインを推奨している事実は重要であり、それは消費者自身が自らの健康を守るためのガイドラインとして捉えるべきものとは考えられないでしょうか・・・?


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