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疲れには精神的疲労と肉体的疲労がある
「疲れ」には、大きく分けると心配や緊張といった精神的疲労と、仕事や激しい運動による肉体的な疲労があり、各々が発生するメカニズムは異なります。 肉体的疲労は、体力が消耗してからだの代謝能力が低下し、疲労物質の乳酸がたまることで起き、一方の精神的疲労は強いストレスから自律神経のバランスが崩れてることで体調に変調をきたすものです。精神的疲労の原因であるストレスは、脳を刺激してエネルギー代謝や酸素の消費量を増加させ、想像以上に体力を消耗させるため、ひいては全身に疲労感をもたらすことになります。 こうした疲労が蓄積し、睡眠や休養を取っても疲れが取れない「慢性疲労」に陥っている人も少なくありません。
パワーダウンした頭とからだを元気にするには、疲れに応じたケアを早めに行うとともに、ライフスタイルを見直すことが大切です。 例えばからだの疲れを取るには入浴などでからだをリラックスさせ、十分に睡眠をとるだけでなく、読書や映画鑑賞などで心身のバランスをとると効果的ですが、頭の疲れにはただからだを休めるよりも、からだを動かしてから休養をとったほうがより効果的です。
そして、忘れてならないのが正しい栄養補給。規則正しい食生活は基本として、おやつや携帯食などで補助的な栄養補給をすることで、疲労回復を促し、頭やからだを疲れにくくすることができる場合があります。 頭とからだの疲れはそれぞれに合った疲れの取り方があるので、そのコツを知ること、さらには余計な疲れをためないようにするための生活習慣を身につけていくことが大切です。
心身を疲労させてしまう生活とは
疲労をためやすい生活習慣には以下のようなものがあります。貴方にも心当たる点はありませんか? 「忙しいから」「面倒くさいから」を、まずは「忙しくても」「面倒くさくても」に変えるための工夫を毎日の生活に取り入れましょう。
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自然に逆らった生活
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生活リズムが崩れると、からだの働きをコントロールする自律神経のバランスが悪くなり、疲れを回復できずに慢性疲労に陥ってしまいます。
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| 朝食抜きで夜食をとる生活
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朝食を摂らないとからだと脳が目覚めずじゅうぶんに働かないため、疲労感がとれず、仕事や勉強の能力も低下します。また、夜遅い食事は熟睡を妨げ、疲労が翌日に持ち越されやすくなります。
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| 我慢の多い生活 (極度のストレス)
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睡眠や食欲などのからだの欲求を無視した生活を続けていると、不眠や食欲不振などの原因ともなり、慢性疲労に陥ります。仕事と休養の区別をつけ、自律神経の働きを良くすることが大切です。
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| 乱れた食生活 (不規則な食事、偏食、過食、無理なダイエット等)
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食事の量や時間がまちまちだと、栄養が偏りやすくなるために栄養不足を招きます。特にビタミンやミネラルが不足すると、自律神経の働きに影響して心身の不調が現れやすくなります。同時に、食生活の乱れは生活習慣病や肥満、アレルギーなどの原因と引き起こす可能性もあります。
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疲労回復に有効な栄養素
次に、精神的疲労(頭の疲れ)と肉体的疲労(からだの疲れ)を緩和するために有効な栄養素をご紹介していきます。 いずれの疲労回復にも欠かせないのが炭水化物(糖質)、アミノ酸(たんぱく質)、ビタミンB群、ビタミンC、ビタミンE、ミネラルなどの栄養素ですが、疲れに応じてこれらの栄養素をタイミングよく適量を補給することで、疲労をすばやく解消できることがあります。
■頭の疲れを感じたとき
脳のエネルギー源となるのはブドウ糖ですから、頭の疲れには消化吸収の早い糖質でエネルギーを補給することが有効であると考えられます。また、それと一緒に糖質の代謝を助ける働きがあるといわれているビタミンB1や、ストレスで大量に消耗されるビタミンCを補給すると疲れが回復しやすくなり、頭をスッキリさせることができます。
但し、糖質の補給については忘れてはならない重要なポイントがひとつあります。 「糖=甘いもの」という発想から、糖質といえばケーキや大福などのお菓子類、または砂糖そのもの、果物(果糖)などが思い浮かぶことでしょう。確かに単糖類や二糖類は脳のエネルギーであるブドウ糖への分解や吸収が早いため、頭の疲れには即効的な効果が期待できるのですが、それらが手軽に摂れるショ糖(砂糖)や果糖には、もともとカロリーが高い上に口当たりの良さからつい食べ過ぎてカロリーオーバーになりやすいという欠点があります。糖尿病や肥満、生活習慣病、アレルギーなどへの対策を考えても、そうした食品の摂取が過多にならないようじゅうぶんに配慮すると同時に、からだにとって有益かつ良性の糖質を摂ることが重要になってくるのです。
ここでいう良性の糖質とは、主にかぼちゃ・ニンジン・たまねぎなどの野菜に含まれるフルクオリゴ糖(少糖類)を指します。 オリゴ糖は、腸内の良性微生物(善玉菌)であるビフィズス菌や乳酸菌の生育を助けますが、悪玉菌である大腸菌やウェルシュ菌の繁殖にはほとんど利用されないため、腸内細胞叢(さいぼうそう)の改善に有効で、これは単糖類や二糖類には存在しない特別な作用です。
※ブドウ糖を含む1日に必要な糖質は、ご飯やパンなどの炭水化物にもしっかりと含まれているので、毎日、規則正しくバランスの良い食習慣を守れば必要量は自然に摂れるようになっています。もしも食事から自然に摂ることができなくなっている食習慣があれば、本質的にそれを改善していかなければならないといえるでしょう。
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種類
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状態
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糖質名
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主な食品
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カロリー
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甘味
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単糖類
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基本単位
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ブドウ糖・果糖・ガラクトース マンノース・キシロース
etc.
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果物類 etc.
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4
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1.3〜1.7
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二糖類
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単糖が2個結合したもの
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ショ糖 (ブドウ糖+果糖) 麦芽糖
(ブドウ糖+ブドウ糖) 乳糖
(ブドウ糖+ガラクトース) etc.
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お菓子類 果物類 etc.
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4
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1
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少糖 (オリゴ糖)
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単糖が2〜10個結合したもの
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フルクオリゴ等・マルトオリゴ糖
etc.
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野菜類 etc
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1.5
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0.3
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多糖類(※1)
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単糖が10〜数百万個結合したもの
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澱粉(※2)・セルロースetc.
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米・パン etc.
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※ カロリーは1gあたりの平均、甘味はショ糖(砂糖)の甘味料を1とした場合のおよその比率です。 ※1・食品添加物である「増粘多糖類」(増粘安定剤)は含みません。 ※2・ご飯やパンなどの成分である澱粉は、口や胃などの消化器官中で部分的にデキストリンや麦芽糖に分解された後、小腸に移動して徐々にブドウ糖に分解され吸収されます。
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