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花粉症対策生活!花粉症に負けない生活の心得
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花粉症とは
人体には「免疫」という機能があります。それは外部から入ってくる病原菌などを排除して健康を守る防御システムのことで、このコーナーでも再三に渡って登場する「自然治癒力」の源となる力です。 例えば風邪をひいた時に鼻水やタンが出るのは、この免疫が働いて病原菌を体の外に出そうとしているためです。もちろんたいへん優れたシステムなのですが、時として過剰に反応してしまうことがあります。それがアレルギーというもので、免疫システムに起こった誤作動の一種ともいえるでしょう。
こうしたアレルギー反応を起こす原因となる物質(抗原)を「アレルゲン」といい、花粉症とは花粉を抗原とするアレルギー疾患です。 花粉症の原因として最もよく知られるのはスギ花粉ですが、他にもヒノキ、ブタクサ、ヨモギ、カモガヤなど現在の日本では約40種類の植物が花粉症の原因として報告されています。
今、日本人の5人に1人は花粉症といわれています。その約80%がスギ花粉症というだけに、スギ花粉が多く飛散する時期(2〜5月頃)は早めに花粉症対策を行うことが肝心です。同時に、花粉アレルギーに対抗する体質改善に対する意識も常に持っていたいものです。
花粉症? 風邪? まずは病院で診察を
花粉症の季節は、冬から春への季節の変わり目でもあり、空気も乾燥しがちであるために、風邪を引きやすい季節でもあります。 花粉症の症状は風邪とたいへんよく似ていて間違えやすいため、気づかないうちにいずれかの症状を悪化させてしまうことも多いようです。そうなってから病院へ行っても治療の効果は半減してしまいますので、早い時期に風邪と花粉症をしっかりと見分け、治療とともに花粉症対策生活をスタートさせましょう。
花粉症の主症状はくしゃみ、鼻水、鼻づまり、目のかゆみの4つで、これらの症状は風邪のひき始めとよく間違われます。症状には個人差がありますが、重症の場合はこれら4つの主症状以外にも発熱、喉の痛み、頭痛、咳などを伴う特徴があり、花粉症と風邪を発熱の有無で判断することはできません。これらの症状が1週間以上続くようであれば、花粉症の疑いが大きくなります。 花粉症が疑われる場合は、あらわれた症状に応じて耳鼻咽喉科、または眼科や呼吸器科などで診察を受けます。花粉症の治療法は薬物治療が主流ですが、最近はレーザー手術も注目されているようです。いずれにしても早めに治療を受けたほうがアレルギー症状を軽く抑えられるので、医師によく相談して自分に合った治療法を選ぶことが重要です。
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花粉症のメカニズムと増加の要因
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1)鼻や口から吸い込んだ花粉を異物として感知した白血球が防御システムを作動させ、抗体(IgE抗体)を作ります。
2)この抗体が鼻などの粘膜にある肥満細胞の表面に付着します。これを感作(かんさ)の成立といいますが、抗体が作られてから感作が成立するまでには通常5年くらいかかるといわれています。
3)感作が成立した状態で再度アレルゲン(花粉)が侵入すると、肥満細胞が「ヒスタミン」や「ロイコトリエン」といった化学物質を放出するようになります。
4)「ヒスタミン」は知覚神経を刺激してくしゃみや鼻水などを起こし、「ロイトコリエン」は血管を刺激して鼻の粘膜の腫れや鼻づまりを引き起こします。
これが花粉症を発症する一応のメカニズムなのですが、実は花粉症の発症メカニズムは完全に解明されているわけではありません。IgE抗体を持った人が必ず花粉症になるというわけではなく、約半分の人は発症しないともいわれています。
また、花粉症患者を増加させる要因としては以下のようなものが挙げられています。
・スギの木の増大による花粉飛散量の増加 ・アスファルト路面やコンクリート路面の増加 ・車の排気ガス、大気汚染 ・気密性の高い住居によるダニやハウスダストの増加 ・過剰なストレスによる自律神経の変調 ・食品添加物の多量摂取 ・高たんぱく、高脂肪食品の摂取過多 ・偏食
これらの要因のなかには個人での対策が困難であることも多く含まれていますが、生活習慣(特に食習慣)は自分自身で管理することができるものですから、まずは身近なことから対策を講じていくことが必要といえるでしょう。
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花粉症の治療方法
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◎薬物療法
(抗アレルギー薬、抗ヒスタミン薬)
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作用:
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くしゃみ、鼻水、鼻づまりなどの症状に使われる。血管や神経に作用してアレルギー症状を引き起こすヒスタミンの分泌や、ヒスタミンによって引き起こされるアレルギー症状を抑える。
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特徴:
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抗アレルギー薬は副作用が少なく安全性が高いが、効果が現れるまでに1〜2週間ほどかかることが多いため、花粉の飛散前から飲み始め、飛散期が終わるまで飲み続ける必要がある。 抗ヒスタミン薬は即効性があり、症状のコントロールに使用される。以前は眠気、喉の渇き、倦怠感、胃腸障害などの副作用が多く見られたが、最近は副作用の少ないタイプも流通している。
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◎薬物療法
(副腎皮質ステロイド剤)
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作用:
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花粉症を引き起こす免疫反応を抑える薬で、抗アレルギー薬や抗ヒスタミン薬で抑えられない、極端にひどい症状に限って短期間使用される。
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特徴:
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副作用が強く、長期にわたって使用すると胃腸障害、顔のむくみ、心不全などの生活習慣病の悪化などが生じる可能性があるため、医師の指示をきちんと守って服用しなければならない。
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◎減感作療法
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作用:
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花粉症の原因となるスギ花粉などのアレルゲンをつきとめ、そのエキスを少しずつ注射して花粉に対する免疫をつくり、アレルギー症状を軽くする。現在はかなり一般的になった治療法。
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特徴:
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個人差はあるが、約10週間〜6ヶ月間、週に1〜2回注射を打ち、その後は数年間、ひと月に1〜2本、合計30〜40本の注射を打ち、最低2〜3年をかけて治していく治療法。
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◎レーザー手術
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作用:
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レーザー光線でアレルギー反応が起きる鼻の粘膜を軽く焼き、過剰な反応を抑えて鼻水や鼻づまりなどの症状を止める。但し、この手術をしたからといって花粉症が完全に治るということではない。
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特徴:
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手術そのものは日帰りでできる外来手術で、痛みや出血が伴うことはほとんどない。病院によって異なるが、1回の手術は15分〜20分程度。
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花粉症対策はこれらのような対症療法も必要ですが、生活習慣の中でのケアも重要です。花粉症の人が増えた原因には、私たちを取り巻く環境が大きく影響を与えていますので、花粉を避け、花粉を家の中に持ち込まないなどの対策を心がけながら、食事や生活で体調を整え、症状を悪化させないようにしておくことが大切だといえるでしょう。
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花粉症を悪化させない生活の心得
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◎睡眠はたっぷり、ストレスや疲れを残さない
心身の疲れは花粉症アレルギー症状を悪化させる大きな原因です。 生活のリズムが乱れると自律神経の働きが崩れて、アレルギー反応を引き起こすヒスタミンが放出されやすくなり、症状が発症したり悪化しやすくなります。生活のリズムを整え、十分な睡眠をとって、本来備わっている自然治癒力を取り戻しましょう。
◎花粉症に負けない体力作りを
適度な運動、特に長時間できる有酸素運動を定期的に続けることは、体力増進だけでなく、自律神経が鍛えられて免疫系が整い、過剰なアレルギー反応が抑制されます。また、血行が良くなり鼻づまりが改善されるばかりか、鼻から呼吸することで鼻の粘膜が鍛錬されます。但し花粉飛散期は屋内でできる運動を選ぶことがポイントです。
◎症状を悪化させる刺激物に要注意
刺激物は鼻づまりの症状を悪化させるので避けるようにしましょう。特にたばこ、アルコール、辛い食べ物などは、鼻などの粘膜を刺激して症状を悪化させてしまいます。
◎バランスの良い食生活を心がける
花粉症の症状を悪化させないようにするには、バランスの良い食生活が大切です。偏った食生活を見直し、症状を和らげるといわれる食品を毎日の食卓に取り入れてみましょう。
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花粉症に負けない食生活の心得
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花粉症は食生活や体質とも密接な関係があります。食べ物で花粉症を治すことは困難ですが、花粉症を起こしにくい体質に改善していくことはじゅうぶんに可能なのです。
花粉症の時期に気をつけたい食事のポイント
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Good!
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バランスの良い食事、からだを温める食べ物
(但し唐辛子などの刺激物は控える)
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Bad!
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からだを冷やす食べ物、甘いものや油っこいもの、インスタント食品や加工食品の摂り過ぎ、高たんぱく高脂肪食
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※からだを温める食べ物ってどんなもの? 玄米 もち米 インゲン豆 かぼちゃ キャベツ 菜の花 よもぎ アジ イワシ 海老 さくらんぼ 松の実 くるみ 牛肉 鶏肉 黒砂糖etc. これらは新陳代謝を高めて免疫力をアップさせる働きを持っていると考えられている食品です。
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花粉症予防に良いとされる食べ物
| 青魚:
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アジやイワシなどの青魚に多く含まれるDHAやEPAには、アレルギーの予防や、症状を緩和して皮膚などの炎症を抑える働きがあり、花粉症の症状緩和や予防にも効果的といわれています。
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| 大葉:
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大葉にはアレルギー症状を改善するα-リノレン酸が豊富に含まれています。また、大葉の油や大葉の種子には抗酸化力の高いフラボノイドが豊富で、アレルギー症状を抑制する作用があるといわれています。
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| 野菜・果物:
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多種類のカロテノイドが多く含まれており、アレルギー症状の原因となる活性酸素の生成を抑え、除去する働きがあるといわれています。なかでもβ-カロチンは皮膚や粘膜を丈夫にし、また抗酸化作用のあるビタミンCが免疫力を高め、これらの相互作用によって花粉症の症状を抑えるといわれています。
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| お茶:
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甜茶 ハトムギ 緑茶 ルイボス茶などが花粉症に良いといわれています。
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これらの食品の摂取を意識しながら、毎日の食事にバランスよく取り入れてみましょう。
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